育休をとってよかった?

育休

みなさん、初めまして。育休を1年取得予定の育休daddyです。新卒で専門商社の営業マンとして従事し20代後半に差し掛かっているアラサー営業マンです。妻とは3年前に結婚し、妻は教育系事務の仕事をしております。

現在取得日から数えて約2ヶ月が経とうとしております。育休は日本で見ると男性の取得率は圧倒的に少なく、取っても1ヶ月といった感じでしょうか?激務で男性が育休を取ることがかなり難しいと考えられる商社業界でどういった考えの元、育休をとることにしたのか、会社との会話はどのようにしたのかをみなさんとシェアさせていただき、これから育休を取得しようと考えているみなさんの一歩目を少しでも軽くできればと思います。

育休をとった経緯(考え)

妻の出産報告を受けてから、安定期に入る5ヶ月目ぐらいまで、悩みに悩みました・・・。

そもそも、「産休」と「育休」の違いすらわからず、新卒入社してから、日々営業・出張・夜の宴会に従事してきた私にとって取得の考えすらなかったのは事実です。

ですが、妻と今後の3人での生活の話をしていく中で、妻が保育系の仕事をしていたこともあり、出産〜育児といったライフイベントは自分の人生を長くみた中でも、大事で何物にも変え難い時間であると感じました。

「自身のキャリア」と「育児で子供と接する時間」を天秤にかけてみました。仕事でお金を稼ぎ少しでもお金に余裕のある生活を取りたいとは思いますが、子供が笑ったり、首が座ったり、はいはいができるようになったり、つかまり立ちができたり、、、一緒に起きたり、外に散歩に行ったり、、この時間・一瞬は「有限である」と育児をする前ではありましたがそのような結論に至りました。

ですので、思い切って育休をとる!と意気込んで、上司に報告をし、意向を伝えました。

当時、私は、勉強不足もあり、期間も半年ぐらいかなぁと言った考えで上司に報告。

すると、上司からは、「今の時代、良い考えだと思う」といった二つ返事で了承をもらいました。

キャリアについて

基本的には育休をとることでキャリア形成に影響を与えるといったことはありません。

ですが現在勤めている会社では男性で育休を取得した人間もおらず、前例がないのも事実。取得申請をするのには正直かなり勇気が必要だったのも事実です。ですが今まで新卒入社してから働いてきた自身の仕事をゆっくりと振り返る時間にもできると思っていました。昨年(23年)は、自身の仕事もかなり忙しく、プラスの仕事が少ない=クローズの仕事や、まるで半沢直樹かのような取引先の命運を左右する仕事をしていたこともあり(笑)、精神的にもキツく、少しばかり惰性になっていた状況でもありました。

今取得してから約2ヶ月が経とうとしておりますが、会社の同僚とはちょこちょこと連絡はとっており、会社の状況や、担当していたお客さんの状況など連絡は取り合っています。育休が明けてから、お客さんとどのような仕事、仕掛けをしてやろうかと今ワクワクしている気持ちも目覚めています(笑)

すこし仕事から離れて自分の仕事観や人生観を見つめ直す良い時間になっていると感じます。

お金について

お金については不安はありませんでした。会社からの給与は出なくなりますが、育休期間中は、自身が入っている雇用保険を財源とした育児給付金が入るからです。(最大30万円/月)

ですが・・・・

今2ヶ月目に突入しようとしておりますが、まだ振り込まれておりません!

ここは勉強不足でしたが、どうやら実際の給付のタイミングは取得してから会社が手続きを開始するため、約3〜4ヶ月後に2ヶ月分まとめて支給となるそうです。。。ですのであと1ヶ月半ぐらいは貯金を切り崩した生活になりますね。。

正直に言うとお金の不安はなかったのですが、今は不安です。(人間は弱いものです笑)

育休前に貯金をしていたこともあり、なんとかやっていけておりますが、妻も育休に入っていることもあり、家庭収入はゼロの状態です。これから育休を検討している方は要注意ですね。

ですが、収入はないものの、時間はたっぷりあるので育児や自己研鑽に全力で時間を割けるので有意義な時間であることに変わりはありません。

育休中にしていること

もちろん、「育児」をしています。笑

ですが、時間もありますので、自分の時間も作っていろんなことにチャレンジしています。

仕事をしていた時は、出張や飲み会ばかりでこれと言った運動はしていませんでした。ですので、今は、朝5時半ごろのミルク当番の日は、ミルクをあげて、子供が寝た後、ランニングに出かけています。

約5キロ〜10キロを走って、今まで積み上げてきたアルコールと揚げ物による脂肪を落としています。また、走らない日は、こうやってブログを書いたり、筋トレをしたりしています。

また、よく時間を使うようになっているのは「読書」です。元々、本はちょこちょこと読んでいた方ですが、まとめて今は2時間読んだりして、日ごろ読まなかったような「論語」や「大学」といった古典の読書もしております。

また、今計画しているのは、「旅行」です。

前述通りお金はないのは事実ですが、まとめて時間をとることも「今」しかできないことです。

妻と出身地が近いこともあり、8月のお盆が明けた9月ごろにまとめて3週間ほど実家に帰省し、両親に孫との時間を作ってあげたり、日ごろ会えていない友達と会ったりしようと考えております。さらには、妻の祖父母の家と私の祖父母の家もこれまた九州で同じ県でもあるので、11月ごろに帰省しひ孫を抱っこしてもらおうと計画中。

これから有意義な時間を過ごすことができると考えるとワクワクしますね。

検討している方へ

男性が育休とは何事か!といったことは正直社内の方からは言われません。(私の場合、取引先の担当者の方からはこっぴどく色々と嫌味を言われました笑、ですが知るかそんなもんの精神です笑)

あぁ、育休取っておけばよかったは時すでに遅しです。人生一回きり、仕事と家庭でどちらが大事なのか、自身のキャリアもありますが、妻の出産と同時にしっかりと考えることをおすすめします。私は2ヶ月経とうとしている今でも取ってよかったと心の底から思います。正直育児はわからないことだらけで、仕事よりも大変だと感じています。ですが、それ以上に子供成長を間近で見れて共に成長できていると実感する日々であり、何にも変え難い時間を過ごせています。メリットもあればデメリットもある世の中の事象ですが、正直育休はデメリットは少なく感じます。

育休取得に悩んでいる方に少しでもこの思い考えが届いてくれればと思います。

最後まで読んでいただき有難う御座いました!

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