おむつの構造について

仕事のあれこれ

おむつの構造について解説していきます。

そもそも、紙おむつなんて言ってますが、、、構成されているほとんどの素材が石油由来なんです。それぞれの構成箇所別に詳しく解説していきます。

表面材

表面材とは、赤ちゃんのお股が触れる部分である最内層。=トップシートの部分です。

よく使われている物はポリオレフィン、ポリエステル不織布が使われています。

ポリオレフィンとは、ポリプロピレン(PP)や、ポリエチレン(PE)のこと。

*一部メーカーでは自然由来のコットンを使用しているおむつも出ております。

【楽天市場】こちらの商品は現在ご購入いただけません

不織布の詳しい説明については下記記事にて記載しております。

吸収体

吸収体の基本構成は、SAPと木材パルプで構成されています。

SAP:super absorbent polymer(高吸収性樹脂)

石油から精製されるアクリル酸を主原料として、精製されている化学品です。

パルプ:主に針葉樹をセルロース繊維を抽出し取り出された繊維長5mm以下の繊維のこと。

POINT

  • パルプとSAPで尿やうんちの水分を吸収保持している。

他部材

サイドギャザー:こちらも表面材と同じく不織布が使用されている。

バックシート:おむつの最外層のことをさします。こちらは基本的にはPEのシートが使われており、通気性や匂い漏れなどの対策をされているシートを使用しています。

まとめ

  • 自然由来は木材パルプのみ。
  • 各メーカー毎で使われている部材が違う
  • 赤ちゃんに合うおむつを見つけよう(肌との相性、体格との相性もあります!)

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